30代の婚活中の女性のほとんどの方は『玉の輿』という言葉を聞くとぎくっ!とするのではないでしょうか。
玉の輿とは説明するまでもないと思いますが、お金持ちと結婚して地位を向上させることを指します。
20代で婚活をする女性の多くは早く結婚がしたいから婚活をするわけなのですが、「20代で結婚できた人」は「そうでない人」と比べて相手に求める条件が少ないことが大きな要因だと言われています。
30代になってから、または20代の頃から30代の今に至るまで婚活を続けている人は、「相手の経済力」を重視している傾向があるそうです。
もしかして「年収最低1000万円以上」「最悪でも年収500万以上」というボーダーラインを引いているのではないですか?
ほら、ぎくっとしましたね。
この記事は、そんな「玉の輿に乗るんだもん!」という大胆な決意をもって婚活に挑む30代の女性を全力で応援します。
では、優秀な男性が選ぶ女性の特徴を観察しながら、玉の輿に乗っかる方法を探していきましょう。
優秀な男性の年収は?
まずは、玉の輿確定と思われる優秀な男性の定義(年収)を考えてみましょう。
経済観念も時世によって変わります。
遠い昔バブル時代の幻影(バブルを知らない今の婚活世代も、いまだにその影響は引きずっているようです)をいったん忘れて、冷静に考えていきましょう。
一般的な平均年収
国税庁が実施した平成30年分民間給与実態統計調査結果によると、給与所得者の1年間の平均給与は441万円、男性の平均は545万円となっています。
あ、思っているより高いじゃない♡と思った方、要注意です。
このうち勤務体系の内訳ですが、正規は平均504万円、非正規で平均179万円という結果が出ています。
随分差がありますね。
また、地域差も大きく開いています。
国税局の統計によると、地域別で最も高い数値は東京の平均598万円に対し、最も低い数値は沖縄の約409万円となっています。

参照:平成30年分民間給与実態統計調査結果(第7表)1年を通じて勤務した給与所得者数、給与総額及び税額
そして、今あげた平均年収は「会社に勤務している人」の数値です。
しかも、年齢をよく見て下さい・・・ほとんど40代後半の平均値となっています。あなたの婚活で対象としている年代の平均年収はこれよりも確実に低いということです。
自営業やフリーターの数字は全くの未知数です。(平均をとる意味がないほど差があるという意味です)
決定的な根拠はありませんが、一般的に年齢×100万円が日本人の平均的な年収と言われています。
30歳なら300万円・・・なるほど、周りを見渡せばそんな気もいたします。
玉の輿な年収の定義
本題に戻ると、「玉の輿と言える結婚相手の年収の定義」を考えていましたね。
シンプルに、年収1000万以上の人がどのくらいの割合で存在するのか?というと、人口の約5%です。
また、男性の生涯未婚率(50歳時未婚率)は2015年の時点で約23%です。※国立社会保障・人口問題研究所人口統計資料参照
これらを合わせて考えると、単純計算で「年収1000万円以上の独身男性は人口の約1%」ということになりますね。
ちょっと面白い角度で考えてみましょう。
宝くじの当たる確率でこの1パーセントとほぼ同率なのは3000円だそうです。
たった1枚を買って当たる確率です。
どうですか?当たる自信はありますか?
無くもないですか?
1枚で一発命中3000円はなかなかのスナイパーだと思いますよ。
ちなみにサラリーマンは1000万円の年収だと税金・保険料諸々引かれて、手取りは700~800万円ということも付け加えてお知らせ致します。
さあ、玉の輿を年収いくらと定義しましょうか。
婚活で一番人気のお金持ち職業と言えば医者ですが、30代勤務医の平均年収は700~800万円です。
サラリーマンの手取りと合わせて考えて、この辺りで勘弁して頂けたらと思います。
【結論】玉の輿は年収700万円~
優秀な男性が選ぶ女性の容姿
まず気になるのは、「優秀な男性はどんな容姿の女性を求めているのか?」という点ではないでしょうか。
自分は合格ラインを満たせているのか?
頑張れば満たせるのか?
どのレベルまで頑張ればいいのか?
ほとんどの女性は本気で頑張ればかなり綺麗になれます。
(本気を自力ととるかプロの手をかりるかは個人の判断にまかせますが)
女性の結婚相手の男性に求める条件は「性格」「居心地の良さ」「愛情」「家庭環境」などが上位にあげられるのは婚活をしている方なら常識だと思います。
しかし、容姿は意外と優先度が低いから大丈夫?とは限りません。
考えてみて下さい。
わずか1パーセントしかいないエグゼクティブな男性です。
選びたい放題で多くの美人に言い寄られることもあるでしょう。
はっきり言って、容姿は入り口の第一関門です。
優秀な男性を射止めるのに、美しくなる努力は必要不可欠です。
美人にも種類がある
美人にも種類があるのは何となく感じられると思います。
・芸能人のような派手さをもった美人
・清楚で家柄の良さそうな和風美人
・今時の流行ファッションのお洒落な美人
・3歩下がってついてきそうな地味目な美人
どんなタイプの美人が「優秀な男性」に見染められるのでしょうか?
と考えるのは間違いです。
「自分はどの系統の美人になれそうか?」
最短最速で実現可能な目標を定めることが玉の輿を実現する唯一の近道です。
つまりは逆の発想で「自分が目指す(なれそうな)美人タイプはどんな種類の優秀な男性に好まれるのか?」を考えることです。
職業で求めるタイプは違う
一般的に金融関係やIT系企業などの高収入男性は「芸能人のような派手さをもった美人」を好むと言われています。
公務員や医者などの堅実な職業の男性は「清楚で家柄の良さそうな和風美人」が好きなイメージですね。
多くの人が持つイメージ像はおおよそ当たっていると思います。
それは、統計として測れるものではないけれど、「周囲などの実体験を踏まえて取得したもの」だからです。
良く分からないな・・・と思う方のために【職業別結婚相手に求める特徴】を作成致しました。
私の経験則で記したものですが、観察している母体(出会ってきた人の数)は多い方ですのでぜひ参考にしてみて下さい。
ちなみに職種は国税庁2001年度の「高額所得者名簿」の上位職業6位迄です。
職業 | 職業別結婚相手に求める特徴 |
起業家・経営者・社長 | はっきりした顔立ちの美人・華やか・勝気そう |
医者 | 清楚な美人・育ちがよさそう・穏やかそう |
経営幹部 | 陰で支えてくれそうな控えめな美人・自己管理のできていそうな感じ |
芸能人 | 派手で華のある個性的な美人(唯一無二) |
スポーツ選手 | 品のある美人・頭が良さそう |
弁護士 | おしとやかな美人・着物の似合う美人 |
優秀な男性が選ぶ女性の学歴
優秀な男性(玉の輿レベル)の定義を年収に加えてもう一つ追加すると、学歴が高いというところでしょうか。
理由は、学歴と年収は明らかに相関関係にあるからです。
学歴そのものは職業に関係ないこともありますが、様々な観点から学歴が高い男性ほど収入が高くなることは客観的な事実です。
それを踏まえて、優秀な男性が選ぶ女性の学歴を考えてみましょう。
先に述べておきますが、もしその基準に自分が合わないからといって目をそらすのはやめましょう。
自分にはその部分が不足していると自覚をした上で、それを埋める何かを見つけるべきだからです。
そのことについては後にお伝えしますね。
求められる女性の学歴
世間一般では「高学歴は女性の婚活の足枷となる」のが通説でしたが、それは2000年頃を境に一変しました。
長引く不況に加えて1998年頃から発生したITバブルが2001年に崩壊したことが大きな要因です。
アメリカ同時多発テロ事件を境に世界経済は混乱を極め、日本経済が急速に冷えこんだのは記憶に新しいと思います。
そんな社会情勢のもと、「女性は結婚して家庭に入ってほしい」という昔からあった男性や親たちの結婚観が変わりはじめたのです。
「自分の仕事が確実に安泰とは限らない、いざとなったら女性にも働いて家計を担って欲しい。」
そんな考えかたが広まったのです。
エグゼクティブな男性も「一定レベルを超えた学歴」の女性を選ぶ傾向にあるのですが、彼らに高学歴の女性が求められる大きな理由がもう一つあります。
友人や仕事関係の仲間に合わせられない妻では困るから です。
(会わせられない、ではなく話などを合わせられないという意味です)
優秀な男性は交友関係も広く、またその殆どはエグゼクティブな階級の方々です。
経済レベルが合わないと行く場所も違えば話題も合いません。
嫌な言い方ですが、お金持ちはお金持ちとしか付き合えないのです。
そんな交友関係の中で、妻がそぐわないと浮いてしまいます。
家に人を招いたりパーティーに出席したり、何かと妻を伴う場が多いのがエグゼクティブです。
妻が「馬鹿」では自分の沽券にかかわるのです。(ひどい言い方ですみません)
そもそも、男女を問わず会話が楽しくない相手を好きになる人はいないですよね。
会話のレベルが合うかどうか?も大切なポイントなのです。
知的さはどんなに繕おうと一朝一夕では補えませんので、もともと知的レベルが高いという保証のある「学のある女性」を選ぶのです。
ちょっと話がそれますが、ホステスは職業としてあまりイメージがよろしくないですよね。
学歴も関係ないと思われがちですが、銀座などの高級クラブ(エグゼクティブが集う場所)は実は高学歴の女性でないと務まりません。
会話が成り立たないからです。
最近にぎわっているある高級クラブには「東大卒」のホステスしかいないそうです。
意外だと思われるかもしれませんが、これはエグゼクティブな男性がリラックスするには知性が必要だというちょっとした例です。
学歴が足りない場合は?
高学歴な女性がいいのね!と分かったところで、自分の現状は変わりません。
学歴を更新してから婚活に挑むなど、遠回りにもほどがあります。
もし学歴が高卒でも、専門学校卒でも、底辺の大卒でも、なんとか玉の輿を狙おうじゃありませんか。
具体的にどうしたら良いか?は勘の良いかたなら想像はつくかもしれませんね。
先ほどの容姿の場合と同じで、急角度で自分を変えようと努力するのではなく「自分でも行けそうなゾーン」を狙っていくのです。
遠いゴールを狙うのではなく、近くにゴールがないか?を探すのです。
エグゼクティブな男性全てが「高学歴な女性でないといけない」とは一言も言っていません。
高学歴な女性が好まれる傾向にあるというだけです。
では、「高学歴でなくても比較的に気にしない職業」を考えてみましょう。
先ほどと同じで、イメージで構いません。
簡単にイメージできるのは
フランクな会話でも楽しめる「家柄が良いわけではない成り上がり」のお金持ち
という感じでしょうか。
(家柄が良い人は親族皆が高学歴な確率が高く、会話レベルが元々高いのです)
先ほどの【職業別結婚相手に求める特徴】の表にあげた6つの職業の中で、上記にあてはまりそうなのはどの職業の方でしょうか?
その中で自分が好まれる容姿に寄せていけるのはどの職業の方でしょうか?
消去法、消去法、で答えは自ずと見えてくると思います。
まとめ
優秀な男性、年収700万円以上のエグゼクティブな男性との玉の輿婚を狙うのであれば、自分の特徴を知ることです。
そして、自分の特徴を武器へと変える努力が必要不可欠です。
具体的には「容姿や内面を自分の狙う職業の人が好みそうなものにカスタムアップする」ことです。
カスタムアップと言っても、美容形成をしましょう!という訳ではなくダイエットをしたり、ファッションを勉強してお洒落をしたり、茶道や英会話をたしなんだり、磨く方法はいくらでもあります。
他の女性を蹴散らすくらいの努力を「頭を使って賢く」行うのです。
その上で、エグゼクティブな男性の集う場に狩りに行きましょう。
それがどんな場所か?はまた別記事でご紹介しますね。
※記事が出来ればリンクをはります
それでは、最短で玉の輿に乗るための自分磨きをさっそくはじめてみましょう!
きっと素敵なご相手と巡り合えると思います。