あなたはポリネシアンセックスをご存じでしょうか?
五木寛之氏の著書『サイレント・ラブ』などの小説メディアで紹介され、密かなブームとなったセックスの方法で、一度経験した人はその快感を忘れられなくなるというまさに恋の媚薬です。
ポリネシアンセックスはポリネシア地方(ハワイ・ニュージーランド・イースター島を結ぶ三角形地域にある島々)に伝わる伝統的、少し宗教的な意味合いも持つ男女の愛し合う方法です。
温暖な気候と緩やかな時間の流れの中で、男女が精神的に深く愛し合うことを追求していくうち発展した究極のセックスの方法です。
温暖な気候がそれに適していた理由は、気が遠くなるほどの長い時間をかけて精神的な快感を得るために裸で抱き合うことが可能だったからです。
空調が冷暖房によって調節できる現代は、世界中のどこでも行うことが可能になりました。
ぜひ、めくるめく快感の扉をひらいてみて下さいね。
ポリネシアンセックスとは
現代のポリネシアンセックスは一言で言うと、『5日間連続で毎日1時間ほどの愛し合う時間をもち、4日目までは愛撫のみで挿入はしない』という愛情表現の究極の方法です。
とても深い意義のあるものなのですが、残念なことにポリネシアンセックスのやり方については情報が混在しており、古くから伝わる方法はあまり紹介されていません。
現代で行われるポリネシアンセックスは時短の簡易式です。
本来は一か月ほどの長い期間、ほぼ一日中(栄養補給等は果物などで行う)肌と肌で触れ合うというもので、生きるための最小限の行動以外はそれに集中します。
そのような時間をとることが難しい、働いたり忙しく過ごす現代人には今の簡易的な方法が一般的になったのでしょう。
ポリネシアンセックスの手順
体位の基本は側位(横を向いて寝る格好)
二人が同じ方向に向く背面即位が伝統的なポリネシアンセックスの最大の特徴です。
前後は時折交代し、後ろ側は前にいるパートナーに足を絡まし、抱きかかえるようにしてゆっくりと愛撫します。
そして時折、男女が対面する体勢を取る対面側位に変化させながら、相手の温度を感じることに集中するのです。
4日間は「お互いの性器に触れること」を禁じる
愛撫もそれ以外の部分にのみ行うというものが、普通のセックスとの違いです。
禁をおかすことなく限界まで焦らされることで、4日間は耐え難いほどの繋がりたいという欲求の波にのまれ、それだけでも何度もオーガズムに達することができます。
特に男性は、射精では感じることの無い「女性の絶頂に近い感覚」を味わうことが可能です。
女性は男性とは違い、脳でセックスをしています。
女性の絶頂の感覚は男性の約7倍とも言われ、残念ながら男性は普通のセックスではそれを味わうことは叶いません。
その違いが起こるのは、男性は射精するために運動し続けるからです。
絶頂は副交感神経優位の時に訪れるもので、交感神経が優位になる状態の男性の快感は一瞬です。
5日目に初めて挿入することができる
5日目も、4日目までと同様に、抱き合って密着し愛撫をする状態を半日は続けます。
十分すぎる性的衝動を抑えることは既に困難を極めますが、4日間あたためた快感のかたまりを手放すことはやめましょう。
最後までルールを守ることにより到達したことの無い宇宙的な快感を得ることができるので、最後まで強い忍耐力が必要ですが、自分を制しましょう。
そうして、触れるだけのセックスの快感に十分にもだえた後に、ゆっくりと性器を挿入します。
我慢の限界をとうに超えている状態ですので、二人とも感覚が研ぎ澄まされており、性器が少しふれ合うだけでも、想像をこえる快感に襲われます。
ポリネシアンセックスの快感
5日目の初めて性器が触れ合う瞬間に、ほとんどの男性は射精してしまいます。
もっとも、ポリネシアンセックスでは性器に触れることの無い愛撫のみでも男性は何度も射精し、女性はオーガズムに達します。
途中に快感で失神することも稀ではありません。
その場合は、果物を食べ、水を飲み、そしてまた同じように行為を再開します。
あせる必要はありません。
挿入しない限り、欲望の火は決して消えないからです。
そして十分に耐えたら、つながることが許されます。
ポリネシアンセックスの注意点
5日目に性器を挿入する際には、ゆっくりとあせらずなめくじが這うような速度でお互いの形を合わせていきます。
そこで最も肝心なことですが、男性は普通のセックスのようにピストン運動をしたくなる衝動をこらえなければなりません。
女性も無意識に腰などを動かしたくなりますが、それもこらえなければいけません。
体中の感覚がしびれてとろけるまで、相手の性器の形を自分の性器の感覚のみで感じます。
すると、普通のセックスでは感じることの無い相手の微々たる突起やぬくもり、湿度を感じることができます。
堪えようのない衝動をおさえ、耐えて、耐え抜いたら、ゆっくりと一度だけ揺するように動きます。
すると、想像を絶する、全身が痺れて宇宙と溶け合うようなめくるめく快感がもたらされます。
この時に気絶する人も多いのですが、気を失った側が目を覚ますまで、一方は離れてはいけません。
つながったまま、もしくは身体をあたためるようにゆっくりと愛撫をしましょう。
そして最後には、獣のように激しく求め合うことを許されます。
快感の波に揉まれながら、脳内では相手への愛しさが揺るぎないものへと記憶されます。
ポリネシアンセックスで毎日求め合う関係になれる
ポリネシアンセックスは普通のセックスとは違い、精神的に相手を深く愛し、存在を感じる崇高なものです。
古代のポリネシアンセックスは宗教儀式のような意味合いを持ち、結婚した男女が行う愛の誓いのようなもなだったとも言われています。
メディアの影響もあり「男性本位な射精を目的とするセックス」が一般的となっている現代だからこそ、相手を思いやり、愛情を高め合うことのできる「精神を研ぎ澄ませる愛の行為」であるポリネシアンセックスを、パートナーに提案し、行ってみましょう。
ルールを理解し、この記事に書いた方法で正しく行えば、究極の快感と共にふたりの関係を愛で満たすことができます。
一度ポリネシアンセックス行うと、その後にめざましい変化を感じることになります。
それは、どんなにマンネリを迎えていた二人でも、セックスの快感が脳から離れなくなるため、毎日のように求め合える関係になれるのです。
もちろん、その効果は永遠ではありません。
しかし、性欲がどんなに減退しても、ポリネシアンセックスを再度行うことで、同じような感覚を取り戻すことが出来ます。
あとがき
ポリネシアンセックスについて、きっと「そんなに我慢ができそうにもない」と感じた方も多かったのではないでしょうか。
そうなのです、ほとんどの方は一度目には禁をおかしてしまうほど難しいのがポリネシアンセックスの憎いところです。
一度二度と失敗しても、何度もチャレンジしてみて下さい。
禁をおかすと、それはポリネシアンセックスではありません。
ぜひ旅行などを計画し、時間に縛られない状態で二人の愛を深めるポリネシアンセックスを味わってみましょう。
誘い方は簡単です。
パートナーにこの記事を見せて下さい。
あなたの気持ちはきっと伝わると思います。
お二人の愛情が深まり、魂が溶け合う感覚を手に入れることができますように・・・